MT免許からAT免許へ変更する人も? 【乗り越えれば楽しいですよ】

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最近は、ほとんどの自動車が「AT」車となっていて、「MT」車がだいぶ少なくなってきている状況ですね。

自動車好きの方にとってはなんとも寂しいことですが、そんな中、次のような記事が目につきました。
headlines.yahoo.co.jp
なんと、MT免許を取得しようと教習所へ入校するものの、途中であきらめて「AT限定」に変更する人も中にはいるといいます。

今回は、この記事を参考にしつつ、自動車免許の実情をご紹介いたします。自動車好きの方にとっては、少々残念な記事となってしまうかもしれません。



MT免許取得が少なくなりつつある悲しい現実

記事では次のように書かれています。

普通免許の「AT限定免許」が登場した1991(平成3)年当時でも、日本ではAT車が年間販売台数の7割を超えていましたが、AT車の普及とともにAT限定普通免許の取得者数も増え、2018年末には約63%を占めます。また、同年に東京都内の指定自動車教習所で普通免許の教習を受けた人においては、約73%がAT限定で卒業している状況です。

今では、AT自動車が大半を占めていて、MTの自動車はかなり数が少ないことは、皆さんご存知ではないでしょうか。

教習所においても、AT限定免許取得が大半。時代の流れを感じますね。

MT免許を避ける理由は?

続いて、次のように記されています。

費用が安い・教習時間が短い

AT限定普通免許の教習は、MT免許と比べ法定の技能教習が3時限短く、値段も1万円から1万5000円ほど安くなります。逆にいえば、その時間と費用をかければMT車も運転できるようになるということ。

AT免許を取得する理由の一つが、「教習の値段が安い」、「技能時間が短い」というものがありますね。

クラッチ操作はかなりの難関

さらに、こう書かれていました。

平和橋自動車教習所によると、「つまづくのはやはり、クラッチなどの操作です」とのこと。すぐに要領を飲み込む人もいれば、足踏みしてしまう人もいるなど、どうしても個人差が出るといいます。「もちろん経験を積めば慣れてはいきますが、あきらめる方は、技能教習の第1段階で早々にATへ移行する傾向です」と話します。

なるほど、これはよくわかります。

自動車を運転したことのない人にとって、クラッチがエンジンにつながる感覚というのは、なかなか体得しづらい部分です。ここで躓いてしまうと、「運転って難しい」と感じてしまうかも。

一方、ATはそう言った不安はなく、「D」にシフトを入れてブレーキを離せば、勝手に動き出してくれるんですから、これはもう簡単。MTに比べ、断然運転しやすいです。

でも一つ、知っておいてほしいことが

AT自動車にはない魅力は、以下の通り。

  • 自動車を運転する楽しみは、MTのほうが断然上です。
  • 自分の運転について関心を持つようになるのは、断然MTです。
  • AT限定の人には運転できないというのは、結構優越感を感じます。

こんな感じです。

でも、MTの運転は難しいのでしょうか。こちらが回答です。

  • 誰でも最初はクラッチ操作でつまづく。最初はつらい
  • 徐々に、仕組みが頭の中で分かってくる。ここはがまん
  • 慣れてくれば、操作がスムーズに。これは楽しい!

はじめのクラッチ操作さえ乗り切れば、MTの運転はだんだんと楽しくなってくるはずです。ですから、すぐにあきらめるのではなく、徐々にコツをつかみましょう。必要なら、動画などをみつつ、イメージトレーニングすると効果的です。



効率を考えたらAT 自動車本来のたのしさはMT

以下の点は事実です。

  • 燃費、乗り心地、スムーズな加速や速さの面など、総合的にATが優位

最近だと、ATであっても壊れにくいため、機械に任せたほうが、何かと上手に運転をサポートしてくれます。

しかし、MTは

  • ドライバーと自動車が一体となって運転している感覚になる
  • 結果、運転していても気持ちがいい

こういうメリットがあります。つまり、数値や効率など、数字には表れない、感性にかかわる部分に訴えかけてきます

どちらを選ぶかは、運転手の好みにもよりますが…

MT自動車が恋しくなるこんな珍しいケースも

記事の最後には、こんなことも書かれていました。

ちなみに、レアケースながら、MT車に乗るために田中さんのもとへ練習に来る人もいるそうです。「スポーツカーや輸入車はMT車が多いです。AT車しか乗っていなかったところ、だんだんクルマ好きになってスポーツカーを買ったり、あるいは高級外車を買ったりした人が、『上手なMT車の操作を教えてほしい』と受講される場合があります」と話します。

こんなケースもあるのですね。

自動車を単なる「道具」や「移動手段」と考えているなら、MTにあえて乗ろうという考えは出てきません。

自動車に「運転のたのしさ」を求めるなら、MTのほうが圧倒的に有利です。

まとめ

以上の記事をまとめてみます。

  • 費用の面や教習時間数など、数字の面を見れば、AT免許を取得するほうがお得
  • MT免許はクラッチ操作が難関。でもそれを乗り越えれば、あとは楽
  • 機能面で言えばATが有利。でも運転の愉しさは圧倒的にMT

筆者は思います。ATばかりの自動車が増えて、最近ではスポーツカーでも、スピードやタイムを追うばかりに、MTがなくなってきている。

ATって、なんか運転している気にならないんですよね。自動車に「載せられている」というか、運転が楽すぎて「単なるおもちゃ」のようにしか思えないのです。

MTは、対照的に「馬に乗っている」感じです。自分の運転技術で、思い物体を操作する爽快感は、MTの自動車にしか味わえないですよ。努力してMT免許を取得する価値は、大いにあります。