今日から実践!乳がんを予防する食習慣とは

日本人が二人に一人の割合でかかっていると言われる病気についてご存知の方はいますか。その病気とはガンです。特に女性がかかるガンでは乳がんが一番多く、高齢者だけではなく20代~30代の若い女性の間でも急増してきている病気のひとつです。なぜ若い女性の間でも乳がん患者が多くなっているのか、その原因は「高脂肪高カロリーな食事」にあります。
あなたもしがちな避けるべき食習慣
乳がんを引き起こす引き金となる「飽和脂肪酸」は体内で固まりやすく、血液を流れにくくするだけではなく、女性ホルモンであるエストロゲンと結合し乳癌細胞を増やす要因とされています。
飽和脂肪酸はバターやラード、チーズや加工食品などに多く含まれており、取りすぎてしまうと肥満だけではなく、乳がんのリスクも高めてしまいます。
特に忙しい朝にはすぐに食べられるパンを選びがちな女性が多いですが、パンの原料にはバターが使用され、さらに食べる際にもマーガリンなどの動物性脂肪を使ってしまいがちなので、なるべくパンは避けるようにしましょう。
納豆や豆腐
飽和脂肪酸を取りすぎないように意識をしたうえで、乳癌を引き起こす要因となるエストロゲンの働きを抑制する効果のある大豆イソフラボンが摂取出来る納豆や豆腐などを積極的に食べるようにします。
また、ガン細胞の働きを活発にしてしまう活性酸素を抑制するポリフェノールを、βグルカンなどの栄養素を含んだ野菜・果物・キノコ類を使った料理をメニューに加えていきましょう。
まとめ 乳がんを予防するための食習慣
- バターやマーガリンなど、「飽和脂肪酸」を多く含む食習慣を減らそう
- 豆腐や納豆などの「大豆イソフラボン」を多く含む食習慣を取り入れよう
- 野菜・果物・キノコ類などを積極的に取り入れよう
普段の食習慣を見直し、改善することによって乳がんのリスクを減らすことができます。改善すべき点が見つかったなら、まずはひとつづつ習慣化してみましょう。大豆や納豆などの食品を多く取り入れることによって、健康的な体を手に入れることができます。また、野菜や果物を積極的に取り入れることも大切です。