「担任・定期テスト・宿題」を廃止? ある中学校の教育改革が本質的すぎた件

家庭に子供を持つ親世代の方は、学校教育について強い関心を持っていると思います。

 

子供が勉強に意欲を持ち、自ら学習する姿を望んでいますよね。

今回は、これまでの学校教育に新たな風を起こすかもしれない、以下のような記事をもとに執筆します。

gendai.ismedia.jp

 

「固定担任」、「定期テスト」、「宿題」を廃止?これってホント?と思うような、大胆な改革を行う公立中学校が存在します。

いったい、どんな教育を目指しているのでしょうか。



固定担任制→全員担任制へ

日本の小中高の学校では、クラスの数十人の生徒に、一人の担任の先生が割り当てられます。

 

これは、ある意味でどの学校でも同じで、これまでの学校教育の形となっているのですが、記事の中で紹介されている麹町中学校では、

  • 固定担任制廃止。学年全体で指導する「全員担任制」へ
  • 1~2週間程度で担任を巡回させる

といった取り組みを行っています。記事の中では、

ローテーションではなく、学級の雰囲気や生徒の特性に応じて、話し合って決める。固定制ではないため、トラブルがあっても交代しやすい

と、全員担任制のメリットを感じている先生の声も紹介されています。

 

定期テスト廃止→単元ごとのテスト

続いて、「定期テストの廃止」。これはどういうことなのでしょうか。

麹町中では昨年度から、各学期の中間・期末テストを全学年で廃止した。代わりに各教科で、教科書の単元などが終わるごとに「単元テスト」を行い、成績評価の対象としている。日頃から勉強の習慣をつけるのが目的で、希望すれば同じテストに再挑戦もできる。

つまり、

  • 中間期末テスト廃止→単元テストによって、細かく知識を確認する
  • 単元ごとにテストが実施されるので、生徒は普段から学習するようになる

ことを目的にしているようです。

 

確かに、学習の効果を最大化するためには、テストをなるべく細かく実施することが有効であると言われていますから、この方法は優れていると言えます。

 

実際、記事の中である生徒が

テストが頻繁になり、かえって勉強するようになった。多くの先生と関わるので、質問や相談も気楽にできる

と述べていることを紹介。麹町中学校の、「生徒の自主性を身に着けさせる」という方針が、見事に生徒にも定着されつつあるようです。

長期休暇の宿題廃止→生徒に応じた課題

また、興味深い制度改革に

  • 長期休暇の一律の宿題を課さない
  • 個別の生徒に合わせた課題は実施する

というものがあります。

 

筆者の周りでも、学校の宿題が多くて、かえって生徒の自主的な学習ができないといった声もちらほ聞くようになっています。

 

実際、学校から課される宿題では、

  • 生徒それぞれのレベルにあっていない
  • 宿題を終わらせることが目的となってしまう
  • 勉強に対して受け身になり、勉強がつまらなくなる

といった問題があると、筆者は考えています。ですから、麹町中学校では「生徒自ら、学習することに価値を見出す」教育を行っていく方針が強く打ち出されているように思います。

 

学習の本質は「自主性」

 

麹町中学校の教育改革は、非常に斬新でありながらも、教育の本質を突いた見事な改革であると考えています。理由は以下の通り。

  • 学習は「自主性」が最も大切。受け身では身につかない
  • 生徒自ら、学びに価値を見出すことが必要
  • 細かくテストを実施することで、学習効果を高めることができる

これまでの学校の教育方針とは異なりつつも、とても興味深いと思います。

 

まとめ

 

以上の記事を簡単にまとめてみましょう。

  • 固定担任制から全員担任制へ 多くの視点から生徒を指導し、サポートする体制へ
  • 定期テストを廃止し、単元ごとにテストを実施することで、学力向上の効果が期待できる
  • 一律の宿題を廃止し、生徒自らの学ぶ意欲を尊重する学校教育へ

これまで行ってきた学校教育は、詰め込み教育の延長線上にあるようなものばかりであったと、筆者は考えています。

 

本来、人間は学ぶことに喜びを見出すことができるはずです。これまでのような、生徒に一方的に押し付ける教育をするのではなく、「自分から勉強したい」と思える教育システムへと変化していく必要があるでしょう。

 

麹町中学校の取り組みに、今後も注目してみたいですね。



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