【食品添加物】特集② 身近に存在する!? トランス脂肪酸の危険性!

私たち一人ひとりが必ず行う「食事」。
何を食べるか、何を飲むか、これってとっても重要なんです。
普段食べているものを見直すことで、あなたの人生が変わります。
それくらい大切です。
今回は、私たちの身近にある「トランス脂肪酸」について考えてみましょう。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一つです。
不飽和脂肪酸には「シス型」と「トランス型」があって、
下の画像のように、水素原子が炭素原子を挟んで反対側にあるものが「トランス型」です。
トランス脂肪酸は天然にも存在するため、適量を摂取する分には健康に影響はありません。
しかし、トランス脂肪酸は食品加工の工程で製造されることが多いため、
食べるものに注意しないと、過剰摂取の原因となります(;^ω^)
トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増やし、
動脈硬化を進行させて心臓病のリスクを高めたり、
肥満の原因ともなる危険性があります。
そう、トランス脂肪酸は、過剰摂取によって健康に悪影響を与えることで知られているのです。
では、身近な食品の中で、どんなものが「トランス脂肪酸」を多く含むのでしょうか。
よく知られているのは、「ショートニング」と「マーガリン」です!!
ショートニングとは?
ショートニングとは、
ラードの代用品としてアメリカにて開発された人口油脂のことです。
市販のクッキーや焼き菓子、デニッシュなど多くの食品に含まれており、
サクサク感が出て食感がよくなるのが特徴です。
また、天ぷらなどを揚げる際に使用することで、味がおいしくなり、油っこくなくなるという特徴もあります。
でも、クッキーやお菓子って、サクサク感が病みつきになって食べ出したら止まらなくなりますよね(^^♪
…そこが危険なのです!!
みんなよく知る「マーガリン」 実はこんなに危険だった…
マーガリンは、みんなもよく知る食品ですよね。
「朝食にパン」という方は、マーガリンを塗る方も多いのでは?
でも、このマーガリン、実はトランス脂肪酸の宝庫といえます。
バターは動物性脂肪からできていて、マーガリンは植物性脂肪からできている。
これを聞くと、「マーガリンの方が健康的でよさそう」と思いがちですが、
実際はそうではないのですね(;^ω^)
こんなに身近な「ショートニング」と「マーガリン」
朝食でパンを食べる方も多いと思います。
成分表示を見てみると…
入ってます、ショートニング!マーガリン!ダブルパンチ!!
また、次のパスタソースの表記を見てみると…
こちらにも入っていますね、ショートニング!!
そして、身近なお菓子にも…
入ってました、マーガリン!!
さらに、意外に思えるかもしれませんが、
大好きな方が多い、「ネギトロ」。
回転ずしなどで食べることが多いこのネギトロにも、実はショートニングが使われていたりします。
ネギトロの色合いの良さと味のなめらかさを演出するために使われているそうです。
【まとめ】
トランス脂肪酸は、海外では使用することが規制されている国も多くあるほどの
危険な物質なのですが、日本は様々な食品に使用されています。
身近な「おいしい」には隠れた危険が潜んでいる…
今口にしようとしている食品の成分を、チェックしてみましょう!!
トランス脂肪酸がたくさん潜んでいるかも…