【アルマーニ標準服】児童への安全確保をアルマーニ社が要請 「理解を進めてほしい」

東京・銀座にある中央区立・泰明小学校が、平成30年度から新しい標準服にイタリアの高級ブランド「アルマーニ」を採用することが話題となっていますが、児童が登下校の際に

「これがアルマーニか」

といった不快な思いをさせられる言葉をかけられるとして、ニュースに取り上げられていました。

 

日本中、そして世界でも議論の中心となっているこの「アルマーニ」騒動について、今回は取り上げてみたいと思います。

 

「標準服」は「制服」ではないが…問題点は?

そもそも、「標準服」とはどういったものなのでしょうか。

 

「制服」は、着用が義務付けられている服装のことですが、

「標準服」は学校での着用が望ましいとされている服装であるといいます。

 

アルマーニの標準服は、一式で8万円を超える高価なもので、「標準服」であるからには購入の義務はないのかもしれません。しかし、経済的な事情で購入できない児童に対し、いじめの原因となるのでは、という懸念から、半ば強制的に買わざるを得なくなる状況が生み出されてしまうかもしれません。

 

 



 

 

小学生であるからこそ買い替えが必要 経済的負担は大きい

また、小学生という年齢を考えたとき、身体的な成長は著しいものであるため、制服の買い替えは何度も買い替えが必要となります。保護者の経済的はとても大きくなるのです。

 

私立小学校であれば、今回の件は問題にならなかったかもしれません。しかし、泰明小学校は税金で運営される公立小学校であるため、物議を醸しているのでしょう。

 

この問題に対して、菅官房長官は次のように述べています。

保護者の負担が過剰にならないように、留意していただくということは常識だというふうに思います。

また、麻生副総理大臣も「高すぎる」と苦言を呈しています。

 

この問題はイギリスのBBCで取り上げられており、海外でも話題となっているのです。

 

 

教育委員会にも批判殺到 「入学を断念する家庭も」

中央区教育委員会などには「(服を)買えない家庭はどうするのか」「公立小で高級ブランドの標準服はおかしい」などといった、批判的な問い合わせが多いといいます。

 

泰明小学校は、銀座5丁目に所在するため、児童数が少ないことから中央区全般から通学を認めている「特認校」であり、区内に住んでいれば通える学校となっています。

 

文部科学省の児童生徒課によると

「標準服の値段がネックとなり、当初希望していても、入学を断念されるご家庭も出てくるかもしれません

と、今回の問題を懸念しています。

 

 



 

 

標準服の導入は校長の独断!? 保護者との相談が必要だったのでは

公立校で着用する服装の決定には、明確な規定があるわけではありません。しかし、今回のアルマーニ標準服の導入は、和田利次校長の独断によって決定されたと伝えれれています。

 

先ほどの文科省は

「今回、学校側が保護者の方々に対して、どのような説明をどれくらいの頻度でしていたのかは把握しておりません。ですが一般論としては、決定してから公にするのではなく、保護者の方々とご相談しながら決めていくのが望ましいかと考えます」

と見解を述べています。

 

後に泰明小学校は、保護者への説明が不十分であったと謝罪。しかし、アルマーニを標準服に採用する方針は変えていません。

 

 

 

アルマーニ社が児童への安全確保を要請

今回の件をめぐり、アルマーニの日本法人「ジョルジオアルマー二ジャパン」が、区教育委員会に対して児童への安全確保を要望する申し入れを行ったことが判明しました。

 

23日までに文書で行い、児童の安全安全確保、標準服導入について保護者への説明を再度行うよう求めたといいます。

 

同社担当者は「児童への影響が出ていることを懸念している。導入を巡る保護者の同意や理解を進めてほしい」と述べています。

 

 

【まとめ】

平等に子どもを教育する機関として公立小学校が存在する。

今回の件で、家庭事情により不当に扱われる可能性があるとすれば

これは大きな問題につながりかねないと考えます。

今後も注目したいニュースですね。



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