店で勝手にBGMを流すことは著作権違法 日本初の判決でJASRACが勝訴

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【画像:HBC北海道放送】

店で流すBGMの使用料をめぐり、JASRAC(日本音楽著作権協会)が札幌の理容店を経営する男性を相手取った裁判で、19日、札幌地裁は男性の著作権法違反を認め、およそ3万1千円の支払いと、楽曲利用の差し止めを命じる判決を言い渡しました。

協会が管理するBGMの無許可利用に関する判決は、全国初であるということです。



利用許諾契約を結ばずに音楽を流す

訴えによると、札幌市の理容店経営者の男性は2014年から3年間、協会が管理する音楽著作物の利用許諾契約を結ばずに、無断で店内でジャズなどの数百曲を音楽プレイヤーによって流していたといいます。

男性側は、「著作権が消滅した曲を利用している」と主張し、請求棄却を求めていました。

裁判長は「著作権の侵害がみとめられる」として、今回の支払いと楽曲利用差し止めの判決を下したのです。

JASRACって何?

JASRACって何?と思う人もいるかもしれませんね(;^ω^)

JASRACは、

音楽の著作権を持つ人や出版社の著作権を守るため、利用料の徴収や著作権侵害の監視などを行う

組織のことです。無許可の音楽利用を発見した場合、利用許諾契約の締結を求め、過去利用分をさかのぼって使用料の請求を行います。

最近は、インターネット上の違法配信されている歌詞や音楽ファイルに目を向けており、発見し次第警告のメールをサイト管理者に送付しているそうです。

そう、音楽の著作権を必死で守るための組織なのです。



 音楽教室から著作権料徴収を 多くの反発を受ける

JASRAC関連で記憶に新しいニュースといえば、音楽教室の演奏からも著作権料を徴収するというもの。

法律では、著作権法22条で

「著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として上演し、又は演奏する権利を専有する。」

という「演奏権」が定められており、JASRACはこの「演奏権」を法的根拠として、音楽教室から使用料を徴収することを決めました。

音楽教室での指導者や生徒の演奏も「公衆に聞かせる演奏」と解釈し、「演奏権」が及ぶために使用料が発生すると判断したのです。

徴収対象は、ヤマハや河合楽器などの大手事業者で、個人での教室は当面除外されるということですが、当然、音楽教室を運営するヤマハや河合楽器は反発。日本国内でも大きな反響を呼びました。

今回のJASRAC判決にネット上での反応は?

そんな、JASRACの著作権勝訴判決のニュースに、ネット上での反応は、

どんどん規制厳しくなる一方ですね。
着ぐるみ動画流行っているけど、それに音楽や音声を使うのは辞めた方が良いでしょうね。

なんかもうやる事がヤクザすぎて訳わっかんねぇなぁ・・・。
いつか個人単位で視聴料とか請求してきそうで怖い。

著作権の観点でいえば正しいのだろうが不愉快だなぁ

日本の音楽文化にトドメをさす所業。
地裁でもこれは酷いわ。。。

こんなことしてたら、街から音楽が消える

JASRACさん、これを悪用って言うのだろうか、、、
自分で購入した楽曲を自分の店のBGMにすると歌手や製作者側にそれほどまでに甚大な被害が及ぶのだろうか、、、
悪用って、そーゆーことじゃないよーな

音のない世界がやってくるんだね・・・。

音楽を愛する意識はあるんだろう。
が、音楽を愛する人のことは全く愛してない。

と、JASRACに対する意見が多く見受けられました。

今回、理容店の男性は「司法の判断に従う」とし、控訴しない方針です。また、JASRACは「主張が適正に認められた」としています。

確かに、インターネットなどの急速な発展とともに音楽の著作権を保護することの重要性が高まっていると思いますが、ちょっとやりすぎなのでは!?と思わざる点もないとは言い切れません。音楽のない街にだけはならないでほしい。そう思います。